[不用品回収]
2024年10月30日
大掃除の前に!断捨離のススメ〜@まずは衣類の整理から
ついこの間まで「10月なのに真夏日!」というニュースが流れていたと思えば
急に寒くなって、着るものがない!と慌てて衣替えをする方も多いのではないでしょうか?
季節の変わり目の今の時期は、衣類や衣装ケース、ハンガーラック等のごみが増えます。
どうせ衣替えをするのなら、この際に要らない衣類をスッキリ処分して断捨離してしまうことをおすすめします。
今のうちにクローゼットを片付けておけば、年末の大掃除もしやすくなり一石二鳥!さらに、ぎゅうぎゅうだったクローゼットにゆとりができることで、洋服のしわや毛玉が防げるというメリットもあります。
何年も着ていない服は思い切って手放して、お気に入りの服だけを残した「シンプルな暮らし」を手に入れましょう。
断捨離は、「ただ捨てること」にあらず
「断捨離」とは、もともとはヨガの「断行」「捨行」「離行」という3つの考え方に基づいて提唱されたと言われています。要らないものをただ捨てる片付け術ではなく、「不要な物を断つ、捨てる、物から離れる(執着しない)」という生き方を目指すことが、断捨離の本当のあり方だと考えられます。
”必要のないもの、使わないものを手放すことで、自分にとって本当に必要なもの、本当に価値のあるものがさらに浮かび上がってきます。ものへの執着を捨てて、身の周りをキレイにするだけでなく、心もストレスから解放されてスッキリする。これが断捨離の目的です。”
STEP 1. 手持ちの服をすべて出して現状を把握する
衣類を整理するには、まずは手持ちの衣類がどれくらいあるかの総量を把握することが大事です。収納スペースに対して総量がどれくらいあり、どれくらい処分する必要があるか、という目安にするためです。クローゼットや押し入れ、衣装ケースからすべての衣類を出すことから始めましょう。家族が多い家ほど総量は大量になるので、この「全出し」が第一関門です。しかしここで諦めてしまっては始まらないので、重い腰を上げて頑張りましょう。
STEP 2. 服を一枚一枚広げて、仕分けする
「全出し」した衣類を今度は一枚ずつ広げてみて、「一軍」「二軍」「保留」などに仕分けします。分け方は自由ですが、例えばよく着るお気に入りの服を「一軍」、ちょっとくたびれてはいるが部屋着や普段着・作業着として使えるものを「二軍」、たまにしか着ないがフォーマルやお出かけ時に必要な服、などに仕分けしていきましょう。手持ちの小物やジャケット等と合わせてみるのもおススメです。この時点でもう明らかに不要なもの、絶対に着ないものは手放しましょう。必要だと思っていたフォーマルウェアなども、何年も着ていないうちに体形が変わってしまったり、型が古くさくなってしまったりして、似合わなくなっている場合もあります。
STEP 3. 捨てるか残すか迷うものは、「保留」BOXへ
すぐには判断できない服も出てくると思いますので、「保留」BOXを用意してポンポン入れていきましょう。「しばらく着ていなかったけれど、お気に入りだったので捨てられない」「まだ着るかも、誰かに着てもらえるかもしれない」…など、迷う理由は様々だと思いますが、「高かったから」「あまり使っていないから」もったいないという理由で残しておくことはあまりおすすめしません。
購入した当時は価値のあったものでも、年月が経つと型も古くなり使用感も出てきます。リサイクルショップに持ち込んでもあまり値が付かないことがほとんどですので、「もったいない」という気持ちより「今後自分が着たいか・着たくないか」で判断することが大切です。「あまり使っていないから」捨てられないものは言わずもがな、今度も使わないものである可能性が高いです。
STEP 4. 「一軍」「二軍」に残した服だけでしばらく過ごしてみる
仕分けが済んだら「一軍」の服はクローゼットに、「二軍」の服はタンスや衣装ケースに、など収納してみて総量を確認しましょう。まだ多すぎるようなら、再度見直して数点「保留」に一旦格下げして様子を見ます。そして数週間〜数か月、「一軍」「二軍」の服だけで過ごしてみましょう。服が少なくなっても、お気に入りの服ばかりなら嫌な気はしないものです。毎日の服選びも楽になりますし、手持ちの服だけでコーディネートを考える楽しさを再発見できるかも!
しばらくすると「一軍」に入れたけれど気づかないシミや汚れがあった!とか、「二軍」に入れたけれど意外と出番が多かった、など入れ替えるものが出てくると思います。もう着ないと思っていた古い服が、案外最近の服と相性が良く「保留」BOXから格上げ、ということもあり得ます。
STEP 5. 「保留」BOXを見直す
ある程度の期間を置いたら、「保留」BOXの中をまた見直してみましょう。シーズン中なのにずっと「保留」のままだったものは、今後も着ない可能性が高いです。自分には不要なものと割り切って処分することも大切です。どうしても判断に迷うものは、最終的には着てみて判断します。体形の変化や服の劣化による着用感の変化や、実際着てみたら「丈が短い」「透けやすい」など今の自分には似合わないことに気づくかもしれません。鏡に映してみたり、写真に撮ってみたりして客観的に見てみると、「太って見える」「顔映りが悪い」などに気づくこともあるのでおススメです。
知り合いや親戚などに譲れる可能性がある場合は、「保留」BOXの中身を見せて選んでもらうと良いと思います。サイズアウトした子供服が知り合いの子に、自分が昔着ていた服が姪っ子や甥っ子に、と着てもらえるのならば手放すことに躊躇はなくなりますよね。環境に配慮しできるだけ「ものを循環させる」という観点からも、人に譲って再利用してもらうことを推奨します。しかし「押しつけ」は禁物です!あくまで相手が気に入ったものだけをお譲りしましょう。
年代別・仕分けのヒント
衣類を断捨離する際に、判断するポイントは年代によっても異なってきます。どのようなことに気を付けて「いる・いらない」の判断をしたら良いか、年代ごとにまとめてみました。
●子ども服
サイズが合っているか、が一番のポイントです。特に成長期の子どもは数か月でグッと成長します。季節の変わり目ごとにサイズチェックして、小さくなったものは処分するようにしましょう。また、10代にもなると、親が気に入って買ったけれど子どもがあまり着てくれない、ということもあります。子ども自身の「好み」も尊重して判断してください。
●20〜30代
オシャレやショッピングが楽しい年代。服がどんどん増えていってしまいますね。しかし自分に似合う服がわからず、ただ流行のものを買ってしまったり、組み合わせを考えず次々と買ってしまって失敗した、という服も多いのではないでしょうか。パーソナルカラー診断や骨格診断などで、自分に似合うスタイルを探してみるのも楽しいかもしれません。
●40〜50代
体形の変化や流行の変化で、昔の服は似合わなくなってきます。「物持ちの良さ」も大事ですが、よほど思い入れのあるもの以外は手放す「潔さ」も必要です。子どもの卒入学式や冠婚葬祭でたまにしか着ないフォーマルは、いざ着ようとしたときに「入らない!」ということにならないように、時々出して着てみることをおすすめします。
●60代以降
オシャレを楽しむというよりは、「着ていてラクなもの」「TPOを選ばず着られるもの」を選ぶのがコツです。とはいえ、無難な服ばかりになってしまうのもつまらないですよね。自分に本当に似合うもの・必要なものがわかる年代だからこそ、「お出かけ用の服」「お気に入りの服」は数点残しておいて、少ない点数でもコーディネートを楽しめるようにしたいものです。
処分すると決まった衣類たちをどのように処分するか
断捨離によって整理された、何袋分もの衣類たち。要らなくなったからといって「燃えるごみ」に出すのは抵抗がある、という方も多いと思います。多少の手間や時間がかかっても良いなら、メルカリ等のフリマサイトに出してみたり、リサイクルショップに持ち込んだりバザーで売ったりすれば、僅かでも値が付く可能性はあります。
自治体の「古布回収」や、NPO団体等による寄付、アパレルメーカーなどの「回収BOX」に出すという方法もあります。値は付きませんが「捨てる」という罪悪感がなくなるだけでも手放しやすくなるのではないでしょうか。参考までに、横浜市の「古布回収」の出し方について以下にご紹介します。
横浜市:資源集団回収「古布」
「処分する」と決めたらすぐに処分したい!せっかくスッキリした部屋にいらないものを置いておきたくない!という方は、回収料金はかかりますが弊社のような不用品回収業者にご依頼ください。「楽らく回収便」では、45Lごみ袋1つ600円〜で回収しております。