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2024年10月04日

横浜市の一部でプラスチックごみの分別が新ルールになりました

プラスチックごみの分類が変わります!
2024年10月1日から、横浜市内9区でプラスチックごみの出し方が変更されたことをご存じでしょうか?
今回の変更は、環境保護と資源の有効活用を目指す「ヨコハマ プラ5.3(ごみ)計画(横浜市一般廃棄物処理基本計画)」に基づいた政策の第一歩です。

横浜市ではこれまで、週1回のプラスチックごみ回収の日に出せるごみは「プラスチック製容器包装」だけが対象でした。 
「プラスチック製容器包装」とは、生鮮食品のトレイ、カップめんの容器、シャンプーボトル、お菓子の袋等、「プラマーク」がついているものだけで、それ以外はプラスチック製品であっても「燃やすごみ」としていました。

しかし、地球温暖化対策の一環として、プラスチックを燃やす際に出る温室効果ガスを削減するため、横浜市は燃やすごみに含まれるプラスチックを市民1人当たり5.3kg削減することを目指しています。そのために今回のプラスチックごみの新ルールが発足したのです。

「ヨコハマ プラ5.3(ごみ)計画」について詳しくは、市の特設サイトをご覧ください。
ヨコハマ プラ5.3(ごみ)計画


主な変更点は?
・「プラマーク」がついていないプラスチック製品も回収対象に
・これまで燃やすごみだったプラスチック製品も「プラスチック資源」として出せる
・一つの袋にまとめて出すことが可能に

変更点は主に以上の3点です。今まで燃やすごみだったプラスチック製品とは、具体的には以下のようなものです。

プラスチックごみとして出せる対象が大幅に拡大されたことがお分かりいただけるでしょうか?
注意していただきたいのは、プラスチックのみでできている製品が対象なので、金属等プラスチック以外の素材が含まれているものは依然として対象外となります。また、一番長い辺が50センチメートル以上のものは粗大ごみへ、充電池を使用した小型家電等は小型家電回収ボックスに入れるか、燃やすごみの日に別袋で出す必要があります。

対象となる区は?
2024年10月1日から既に新ルールでの回収が始まっている区は、以下の9区になります。
・旭区
・泉区
・磯子区
・金沢区
・港南区
・栄区
・瀬谷区
・戸塚区
・中区
残りの9区については、2025年4月から変更が適用される予定です。

プラスチックごみの出し方
分別・分類が変わるだけで、ごみの出し方は基本的には今までと変わりません。
・中身が見えるよう透明または半透明の袋に入れてお出しください
・「プラスチック資源」の収集日の朝8時までに集積場所にお出しください
・リサイクルの妨げになるため、袋を2重にしないでください

また、ケチャップ等のチューブ容器やお弁当の容器などの汚れたプラ容器も、完全にきれいにする必要はないので軽く流すか中身を使い切ってプラスチックごみとして捨てるようにしましょう。
プラスチック容器の捨て方について詳しくは、以下のサイトもご参照ください。
燃やすごみに混ぜてませんか?汚れたプラ容器もリサイクル!


地球にやさしい環境づくりを
ごみの削減は、横浜市だけの問題ではなく、日本全体としての、さらには地球規模の環境問題にかかわってくる非常に重要な課題の一つです。温室効果ガスによる地球温暖化は、近年の猛暑や記録的豪雨などの異常気象を引き起こしていると言われています。

ひとりひとりが少し気を付けることで、環境保護につながり、それが地球や子どもたちの未来を守ることにもつながります。地球にやさしい環境づくりを、市民レベルから進めていきましょう。

参考:横浜市 家庭ゴミ 生活ガイド

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