BLOG
2024年11月22日 [お役立ち情報]
マットレスや羽毛布団、自分に合った寝具を使っていますか?
先日粗大ごみを回収したマンションの一室です。ベッドやマットレス、デスク、ラック、布団等を回収致しました。
冬が近づいて朝晩の気温がぐっと低くなり、寝具を入れ替える方も多いでしょう。
健康でストレスのない生活のためには「睡眠の質」が大切だということは、近年広く知られるようになりました。「規則正しい生活をして朝の光を浴びる」「眠る2時間前までに食事や入浴を済ませる」「寝る前のスマホをやめる」といった生活習慣のほかにも、ベッドや寝具などの「睡眠環境を整える」ことも、質の良い眠りのためには重要なポイントです。
「質の良い眠り」のためには、布団の暖かさはもちろん、マットレスや敷布団の硬さや枕の高さなど、寝具すべてにこだわり、自分に合ったものを選ぶ必要があります。難しいのは、単に「値段が高いものが良い」という訳ではなく、個人の好みや体質・骨格等によって最適なものが違うということ。ですので、価格も他人の口コミもあまりあてになりません。いろいろ試してみて自分に合ったものを探すしかないのです。
マットレス・敷布団
「ふかふかの柔らかいマットレスが好き」「固めの方が寝やすい」など、人によって好みは様々ですね。家具店や寝具店に行ってもいろいろな種類のものが売られ、どれを選んだらよいのか迷ってしまいます。高反発、低反発、某有名スポーツ選手が広告に使われているマットレスなど、ビックリするほど高額なものもあります。どれが一番自分に合っているかは、結局はそれぞれの好みや寝心地の良さが決め手になりますが、一般的には下記のように言われることが多いようです。
「高反発」は反発力の高い素材を使っており、体がしっかり支えられるような寝心地で、寝ている間も動きやすく寝返りが打ちやすいのが特徴です。体格が良く体重が多い方や、寝返りをよく打つ方、固めの寝心地を好む方に向いています。
「低反発」は柔らかい、もっちりとした寝心地で、体の凹凸に合わせてフィットするため体圧分散に優れ、一部の部位に圧力がかかることを防いでくれます。小柄な方や、包まれるような安心感のある寝心地を好む方に向いています。
柔らかいと寝返りが打ちにくく、特定の場所にかかる圧力を分散できないため腰の痛みにつながるという説もある一方、硬いマットだと体の出っ張った部分に負担が集中するため腰痛の方には良くないという説もあります。結局は個々人の体格や好みによっても感じ方が違うため、一概にどちらが良いとは言えません。硬すぎず柔らかすぎず、自分に合ったほど良い硬さのマットレスを選びましょう。
掛け布団・羽毛布団
掛け布団にも種類はいろいろあり、主に中綿の種類によって「羽毛」「羊毛」「シルク」「ポリエステル」「木綿」等に分けられます。軽さ、吸湿性、保温性、お手入れのしやすさ等で一長一短ありますが、一般的には軽くて暖かい羽毛布団が寝心地が良いと言われています。安さを求めるならポリエステル、布団を蹴飛ばしてしまうお子さんには重さのある木綿、などと使い分ける方も多いと思いますが、ここでは最も一般的な羽毛布団についてご説明します。
羽毛布団の種類
羽毛掛け布団として使われる主な羽毛としては、ダック(アヒル)、グース(ガチョウ)、マザーグースの3種類があります。比較的安価なものにはダックが多く、一番高価なのがマザーグースとなります。その違いは「羽の大きさ」の差で、アヒルよりも体の大きなガチョウの羽の方が大きくふんわりしていることが特徴です。
羽毛布団は「ダウン率」50%以上のものを指す
羽毛布団に使われる羽にはダウンとフェザーがあり、ダウンは鳥の胸あたりから採れるふわふわとした綿毛のような毛のこと、フェザーは普通に想像するような芯のある羽のことです。ダウンを50%以上使用している布団だけを「羽毛布団」と呼び、50%未満のものは、羽根布団と呼ばれます。ダウンはしっかりとした空気層を作り、保温性に優れていることから、ダウン率が高いものほど高品質といえます。
羽毛の質・あたたかさは「ダウンパワー」で決まる
「ダウンパワー」とは、羽毛のふくらむ力を数値化したものです。ふくらむ力が大きいと空気をたくさん抱えることができるので、ダウンパワーの数値が大きいほど軽くて暖かい羽毛布団になります。羽毛布団の表示に「410dp」や「360dp」などと表記されているのを見たことはないでしょうか?これがダウンパワーを表しています。350dp以下のものは春〜秋用に、真冬でも暖かい羽毛布団を選ぶなら、ダウンパワーが400dp以上のものがおすすめです。
しかし、品質表示に書いてあるダウン率やダウンパワーの数値が信用できるかどうかは、布団を解体して羽毛を試験機関に出してみないとわかりません。残念ながら、過去には品質偽装問題も起きており、抜き打ち調査をした17点のうち10点に不正が判明したという結果が出ています。表示されているダウンパワーが高いのにあまりにも価格が安い場合などは、表示だけを鵜吞みにせず軽さや弾力、温かさなど自分で見極めることが重要です。
羽毛布団の劣化の原因としては、汗や皮脂を吸収してしまうことが考えられます。人は真冬でも睡眠時にコップ一杯ほどの汗をかくと言われていますので、肌に直接触れることが多い羽毛布団は湿気を溜め込んでしまいます。月に1〜2回は外に干して湿気をとると、ふっくら感が戻ってきます。
羽毛布団は外干してはいけないと思っている人も多いようですが、そんなことはありません。あまり長い時間日光に当てると側生地が傷んだり色褪せたりする可能性があるので、布団カバーをかけたまま干すことをおすすめします。長年使用してへたってきたり臭いがしてきたものは、布団クリーニングや布団リフォームに出すと買ったばかりのように生まれ変わります。
睡眠の質が低下し睡眠不足状態が続くと、体内のホルモン分泌などにも変化が起こり、以下のような悪影響につながるリスクがあります。
・不安・うつなど心の病につながる
睡眠が不足すると、脳の感情を調節する部分の活性が低下する、ストレスホルモンが増加するなどの変化が起こり、不安やうつ状態につながります。不眠の症状がある人は、うつ病になりやすいことも知られています。
・注意力や作業効率を低下させる
睡眠不足は、日中の注意力や集中力、意欲低下につながる原因のひとつです。仕事の効率が下がり、ミスが増えることで生産性にも影響します。運転などの仕事の方は、事故にもつながりますので大変危険です。
・生活習慣病のリスクを高める
睡眠の乱れによって食事や運動など、他の生活習慣も乱れやすくなることが知られています。ホルモンの変化によって、食欲や代謝が変化し、そのため肥満や高血圧、糖尿病、心臓病や脳卒中などの生活習慣病を発症するリスクも高まります。
マットレスや枕が合わない、布団が寒いなどの理由で熟睡できない日が続くと、このような症状が現れることがありますので注意しましょう。一つでも思い当たることがある方は、寝具の買い替えも検討することをおすすめします。
薄手の布団など丸めて袋に入るものであれば、燃やすごみとして出すことができます。大きなものでも、小さくカットして袋に入る大きさにすれば大丈夫です。袋に入れるのが難しいものやマットレスなどは、自治体の粗大ごみ回収へ。
自治体の回収では日程が合わない、または大きなマットレスなど外に運び出すのが難しいという場合は、弊社のような回収業者にご依頼ください。参考までに、弊社の回収料金を下記に載せておきます。
・布団-1枚 500円
・薄型マットレス 2000円
・マットレス 4000〜8000円
・脚付きマットレス 5000〜8000円
寝具を変えて「質の良い眠り」を手に入れよう
冬が近づいて朝晩の気温がぐっと低くなり、寝具を入れ替える方も多いでしょう。
健康でストレスのない生活のためには「睡眠の質」が大切だということは、近年広く知られるようになりました。「規則正しい生活をして朝の光を浴びる」「眠る2時間前までに食事や入浴を済ませる」「寝る前のスマホをやめる」といった生活習慣のほかにも、ベッドや寝具などの「睡眠環境を整える」ことも、質の良い眠りのためには重要なポイントです。
「質の良い眠り」のためには、布団の暖かさはもちろん、マットレスや敷布団の硬さや枕の高さなど、寝具すべてにこだわり、自分に合ったものを選ぶ必要があります。難しいのは、単に「値段が高いものが良い」という訳ではなく、個人の好みや体質・骨格等によって最適なものが違うということ。ですので、価格も他人の口コミもあまりあてになりません。いろいろ試してみて自分に合ったものを探すしかないのです。
自分に最適の寝具とは?
マットレス・敷布団
「ふかふかの柔らかいマットレスが好き」「固めの方が寝やすい」など、人によって好みは様々ですね。家具店や寝具店に行ってもいろいろな種類のものが売られ、どれを選んだらよいのか迷ってしまいます。高反発、低反発、某有名スポーツ選手が広告に使われているマットレスなど、ビックリするほど高額なものもあります。どれが一番自分に合っているかは、結局はそれぞれの好みや寝心地の良さが決め手になりますが、一般的には下記のように言われることが多いようです。
「高反発」は反発力の高い素材を使っており、体がしっかり支えられるような寝心地で、寝ている間も動きやすく寝返りが打ちやすいのが特徴です。体格が良く体重が多い方や、寝返りをよく打つ方、固めの寝心地を好む方に向いています。
「低反発」は柔らかい、もっちりとした寝心地で、体の凹凸に合わせてフィットするため体圧分散に優れ、一部の部位に圧力がかかることを防いでくれます。小柄な方や、包まれるような安心感のある寝心地を好む方に向いています。
柔らかいと寝返りが打ちにくく、特定の場所にかかる圧力を分散できないため腰の痛みにつながるという説もある一方、硬いマットだと体の出っ張った部分に負担が集中するため腰痛の方には良くないという説もあります。結局は個々人の体格や好みによっても感じ方が違うため、一概にどちらが良いとは言えません。硬すぎず柔らかすぎず、自分に合ったほど良い硬さのマットレスを選びましょう。
掛け布団・羽毛布団
掛け布団にも種類はいろいろあり、主に中綿の種類によって「羽毛」「羊毛」「シルク」「ポリエステル」「木綿」等に分けられます。軽さ、吸湿性、保温性、お手入れのしやすさ等で一長一短ありますが、一般的には軽くて暖かい羽毛布団が寝心地が良いと言われています。安さを求めるならポリエステル、布団を蹴飛ばしてしまうお子さんには重さのある木綿、などと使い分ける方も多いと思いますが、ここでは最も一般的な羽毛布団についてご説明します。
羽毛布団の種類
羽毛掛け布団として使われる主な羽毛としては、ダック(アヒル)、グース(ガチョウ)、マザーグースの3種類があります。比較的安価なものにはダックが多く、一番高価なのがマザーグースとなります。その違いは「羽の大きさ」の差で、アヒルよりも体の大きなガチョウの羽の方が大きくふんわりしていることが特徴です。
羽毛布団は「ダウン率」50%以上のものを指す
羽毛布団に使われる羽にはダウンとフェザーがあり、ダウンは鳥の胸あたりから採れるふわふわとした綿毛のような毛のこと、フェザーは普通に想像するような芯のある羽のことです。ダウンを50%以上使用している布団だけを「羽毛布団」と呼び、50%未満のものは、羽根布団と呼ばれます。ダウンはしっかりとした空気層を作り、保温性に優れていることから、ダウン率が高いものほど高品質といえます。
羽毛の質・あたたかさは「ダウンパワー」で決まる
「ダウンパワー」とは、羽毛のふくらむ力を数値化したものです。ふくらむ力が大きいと空気をたくさん抱えることができるので、ダウンパワーの数値が大きいほど軽くて暖かい羽毛布団になります。羽毛布団の表示に「410dp」や「360dp」などと表記されているのを見たことはないでしょうか?これがダウンパワーを表しています。350dp以下のものは春〜秋用に、真冬でも暖かい羽毛布団を選ぶなら、ダウンパワーが400dp以上のものがおすすめです。
しかし、品質表示に書いてあるダウン率やダウンパワーの数値が信用できるかどうかは、布団を解体して羽毛を試験機関に出してみないとわかりません。残念ながら、過去には品質偽装問題も起きており、抜き打ち調査をした17点のうち10点に不正が判明したという結果が出ています。表示されているダウンパワーが高いのにあまりにも価格が安い場合などは、表示だけを鵜吞みにせず軽さや弾力、温かさなど自分で見極めることが重要です。
寝具の「買い替え時」はいつ?お手入れ方法は?
羽毛布団の寿命は、使用されている環境や羽毛の種類にもよりますが、平均して10年〜20年と言われています。使っている羽毛布団が、購入した時に比べて「ボリュームがなくなってきた」「暖かさがなくなってきた」と感じたら、その布団は買い替え時かもしれません。羽毛布団の劣化の原因としては、汗や皮脂を吸収してしまうことが考えられます。人は真冬でも睡眠時にコップ一杯ほどの汗をかくと言われていますので、肌に直接触れることが多い羽毛布団は湿気を溜め込んでしまいます。月に1〜2回は外に干して湿気をとると、ふっくら感が戻ってきます。
羽毛布団は外干してはいけないと思っている人も多いようですが、そんなことはありません。あまり長い時間日光に当てると側生地が傷んだり色褪せたりする可能性があるので、布団カバーをかけたまま干すことをおすすめします。長年使用してへたってきたり臭いがしてきたものは、布団クリーニングや布団リフォームに出すと買ったばかりのように生まれ変わります。
睡眠の質が下がることによっておこる悪影響
睡眠の質が低下し睡眠不足状態が続くと、体内のホルモン分泌などにも変化が起こり、以下のような悪影響につながるリスクがあります。
・不安・うつなど心の病につながる
睡眠が不足すると、脳の感情を調節する部分の活性が低下する、ストレスホルモンが増加するなどの変化が起こり、不安やうつ状態につながります。不眠の症状がある人は、うつ病になりやすいことも知られています。
・注意力や作業効率を低下させる
睡眠不足は、日中の注意力や集中力、意欲低下につながる原因のひとつです。仕事の効率が下がり、ミスが増えることで生産性にも影響します。運転などの仕事の方は、事故にもつながりますので大変危険です。
・生活習慣病のリスクを高める
睡眠の乱れによって食事や運動など、他の生活習慣も乱れやすくなることが知られています。ホルモンの変化によって、食欲や代謝が変化し、そのため肥満や高血圧、糖尿病、心臓病や脳卒中などの生活習慣病を発症するリスクも高まります。
マットレスや枕が合わない、布団が寒いなどの理由で熟睡できない日が続くと、このような症状が現れることがありますので注意しましょう。一つでも思い当たることがある方は、寝具の買い替えも検討することをおすすめします。
布団、マットレスの捨て方
薄手の布団など丸めて袋に入るものであれば、燃やすごみとして出すことができます。大きなものでも、小さくカットして袋に入る大きさにすれば大丈夫です。袋に入れるのが難しいものやマットレスなどは、自治体の粗大ごみ回収へ。
自治体の回収では日程が合わない、または大きなマットレスなど外に運び出すのが難しいという場合は、弊社のような回収業者にご依頼ください。参考までに、弊社の回収料金を下記に載せておきます。
・布団-1枚 500円
・薄型マットレス 2000円
・マットレス 4000〜8000円
・脚付きマットレス 5000〜8000円