粗大ごみの回収は、優良な業者を選んで依頼すれば、それほど大きな問題が起きることはまずないですが、実際の作業の流れを自身でも把握することで、業者との認識の違いが生まれにくくなり、必然的にトラブル回避につながります。
粗大ごみを回収してもらうことが決まったら、いつ回収にきてどのような流れで作業をするかを具体的に確認しましょう。自宅の中から粗大ごみを回収してもらうのか、指定の場所に置いておくのかなど、ごみの場所なども事前に決めておきましょう。
また、依頼する業者によってはどんなものでも回収してもらえないケースもあります。家まで来てもらってからこれは回収できないなどとならないように、何を回収してもらうかを事前に明確にしておくことが大事です。
無料見積りに対応している業者を探して、作業前に自宅に来てもらい。実際に回収してもらう荷物を見せれば間違いが起きることもありません。
一般家庭から粗大ごみを回収するには、「一般産業廃棄物収集運搬業許可」が必要です。粗大ごみの回収を業者に依頼すれば、料金を支払って作業してもらうことになるので、この許可がなければ専門業者としての取引はできないことになっています。
中には回収した粗大ごみを不法投棄するような悪徳業者もいて、間違って無許可の不法投棄するようなところに依頼してしまうと、依頼者側にも法的責任が科される場合もあるので、十分な注意が必要なのです。
粗大ごみの回収をしてもらう前には、料金をきちんと確認しておく必要があります。一般的には基本料金に回収してもらうごみの料金がかかります。必ず事前にトータルの料金が書かれた見積書を提出してもらって、それ以上の費用が一切かからないことを確認してから作業をしてもらいましょう。
当日追加の荷物が出たときも、回収してもらう前に料金を明確にしなければ、トラブルに発展してしまう可能性があります。