粗大ごみの回収料金に関しては、確かに同じごみであれば自治体のサービスを利用した方が民間業者に依頼するよりも割安に設定されています。ただし、自治体にはない買取というサービスを提供している業者も複数あって、粗大ごみの山はお宝の山になる可能性もあるのです。
完全に再利用できないごみだとしても、そこにリサイクル資源が含まれていれば、民間業者ならそれを目的に高値で買取してくれるかもしれません。
古い家具などでゴミでしかないと思っていても、それがアンティーク品だと査定されれば話は別です。特にお父様やお祖父様が昔利用していてよく価値が分からない家具などに、驚くほどの買取額が付いたというケースも珍しくありません。
長年小屋の中に溜め込んでいた粗大ごみなら、いろいろなものがお宝になっている可能性がありますので、まずは買取に対応している不用品回収業者などを探して査定してもらいましょう。その場合は、1社ではなく複数社から見積りととることがポイントです。業者によって査定金額は異なります。
自治体の回収サービスでは、家まで来て粗大ごみを運び出してはくれません。もちろん、ごみの分別もしてもらえません。民間業者であれば、小屋に粗大ごみがある状態でもしっかりとごみの分別をして、自分たちでは何もしなくてもどんどん重たい粗大ごみを家の中や小屋から運び出してくれます。
自治体でのサービスは基本的に平日の日中しか利用できなくて事前に予約をしなくてはいけませんが、民間業者なら利用者の希望に合わせて対応してくれることも大きなメリットだと言えます。
時間と労力があれば自治体に回収をお願いするのもよいですが、民間業者に依頼すると楽に粗大ごみを処分できます。