優良業者に粗大ごみの回収を依頼できれば、料金に多少の違いがありますが安心して業務を任せられます。
しかし、この業界には悪徳業者も存在していて、間違ってそのような業者に依頼してしまうと、多額な料金を請求されたり、不法投棄をされたりするなどの大きなトラブルに巻き込まれてしまうこともあるので、業者選びは慎重に行わなければいけません。
以下に、悪徳業者かどうかを見分けるポイントを紹介しているので、参考にしてください。
一般家庭から不用品を回収するためには「一般廃棄物収集運搬許可」を取得している必要があります。悪徳業者は無許可で営業していることが多いので、まずはこの点を確認しましょう。
許可を取得しているかどうかは、各業者のホームページを見れば確認できます。そもそも自社のWEBサイトがないような業者とは取引を避けた方が無難です。
悪徳業者の特徴には、所在がはっきりしていないことも挙げられます。ホームページを確認できてもそこにきちんと存在する住所が書かれていなければ、悪徳業者である可能性が高いです。
悪徳業者は領収書の発行を嫌がります。その理由は、そこには会社の拠点情報などを明記しなければいけないからです。領収書の発行を依頼しても嫌がらない場合は、優良業者である可能性が高いです。
賠償保険に加入しているか否かも大事なポイントです。優良業者であれば万一のときに備えて必要な保険に加入しています。
見積書を提出してもらい、その内容を確認してみることでも、悪徳業者かどうかを見分けることができます。「粗大ごみ回収費用一式」などと書かれていたり、見積金額の算出方法が曖昧だったりするなら、悪徳業者であることを疑った方がよいと思います。