一般家庭から家具などの粗大ごみや不用品を回収するためには、一般廃棄物収集運搬業の許可が必須となります。以下に説明する産業廃棄物収集運搬業許可で一般家庭から粗大ごみなどの回収をしている業者もいますが、これは違法行為になるので気をつけなくてはいけません。
この許可は自治体によって認可されますが、新規の一般廃棄物収集運搬業者を募集していないところも多いことから、一般廃棄物収集運搬の許可を取得することは難しくなっています。それもあって、無許可で粗大ごみなどの回収を行っている業者も存在します。
一般家庭ではなく会社や事業所、工場などから事業ごみの回収をする際に必要なのが産業廃棄物収集運搬業許可です。廃油や廃プラスチック、タイヤやゴムくず、金属くず、がれき類、木材の加工場から出る木くずなどが事業ごみに該当します。
粗大ごみを回収する業者の中には買取に対応しているところも多いですが、買取を行うには古物商許可が必要になります。許可を持たない業者に依頼すると、不法投棄をされる可能性が高まり、そのような業者に依頼した者も罪に問われることがあるので、業者選びは慎重に行わなくてはいけません。
許可を受けていることを確認する方法としては、各社のホームページを確認すればよく、そもそも今の時代に自社サイトを持っていないような業者とは取引を控えた方がよいと思います。
業者が取得している許可や資格は、一般的に公式ホームページの会社概要に記載れていて、記載がない場合は怪しいと判断できます。ホームページでオープンに情報を公開しているほど信頼度が高まります。